2019年8月 日曜日、西安市にて

今年は西北大学文学院との交流協定締結もあり、ひさびさに黄土高原調査始原の地、西安に4日間滞在。
滞在先もその出発の地であった西安音楽学院のキャンパス内につくられているホテル。
学生たちと中田先生の一行は大雁塔近くのホテル滞在でした。

大雁塔から連なる曲江の開発区は、信じられないほど美しく整備されており、高級住宅街や人口池などがつくられ、
陝北農村出身で、その後成功してここに住宅を構える張さんに案内された有名広東料理店粤珍軒はワンフロアぶち抜きのレストラン。
豪華な個室にはロボットが料理を届け、配膳のみを人間が行う。
日曜日のランチ時には満席で、高雅なお茶とともに、少し料理を食べただけで4人で2万円ちょっと。
案内してくれた張さんは、いやいや「安すぎるよ」と。う~~ん。
楡林とともに内陸部の経済力と生活空間の変化には驚きの連続だ。

西安から黄土高原に初めて向かったのは1990年夏。来年はちょうど30周年だ。