地域ブランド経済・経営学の重要性と地域ブランドの戦略について講演会のお知らせ

①講演会
日時:1/17(木)16:20~18:00
場所:509セミナー室
講師:田北俊明先生(山形大学人文学部)
論題:「地域ブランド経済・経営学の重要性と地域ブランドの戦略について」−中山間地域に地域ブランド産業を興し、日本・世界ブランド化するにはどうすればよいのか?−
概要:日本経済は失われた20年が続き、人口が増加し経済成長が著しかった高度成長期とは全く異なる戦略を打ち立てる必要がある。地域の衰退や農村コミュニティの崩壊を招かないためにも、他地域間・国際間の競争に自らの地域資源を活かすような地域ブランド戦略が重要である。「地域ブランド」とは、当該地域で生産される地域の特産品やサービス等を、対象地域の自然・歴史文化・エピソード・ブームにより付加価値を高めて、他地域とは差別化した商品サービスをつくりだすことである。具体的には、地域ブランドについての定義、地域ブランドの構築方法について説明するとともに、事例として、山形県のさくらんぼ、ラ・フランス、つや姫等の成功事例について説明する。

②引き続き、ワークショップを開催いたします。
こちらのほうにも是非ご参加ください。参加ご希望の方は、庵地さんまでお知らせください。
日時:1/17(木)18:00頃〜
場所:文法経本館 中庭会議室
会費:ラーメン代800円、飲み物代実費

ここ数年来、日本各地でシカの頭数が著しく増え獣害防除と環境保全の観点から大規模な有害捕獲が進められています。しかしながらその大半は焼却ないし埋設され、貴重な鹿肉資源や鹿の骨、鹿の角など効果な薬膳食材となるものがほとんど利用されていない状況です。丹波を中心とする兵庫県北部では年間3万頭以上が駆除されていますが、利用しているのはわずか2千頭程度。この貴重な里山の恵みをビジネスに活かすべく今地元の人たちがさまざまなアイデアを出し、製品を開発中です。そのひとつ、丹波鹿薬膳ラーメンは、鹿の骨と角という中国では高級な漢方薬と扱われるものを利用してあっさりとした、コクのある透明なスー プをとり、丹波鹿ステーキと丹波の野菜をトッピングした、大変美味しく健康によいラーメンです。現在各地のイベントなどで試食会を開催し、間もなく本格的に丹波鹿薬膳ラーメンとして販売ないしラーメン店開設にむけて準備が進められようとしています。驚くほど美味しくて温まる丹波鹿ラーメンをぜひこの機会に試食していただこうと、研究会終了後ワークショップを開催いたします。教職員など有職者は一杯800円で、学生さんは500円で貴重な丹波鹿ラーメンを試食していただきたいと思います。丹波の旬のお酒、ボルドーのワインなども用意します。ぜひお立ち寄り下さい。

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