11月19日「おはようパーソナリティ道上洋三です」にて、“香港デモの今”について、
香港人留学生と一緒にお話してきました。
以下、当日のスタッフ日記から。
香港デモの今
2019年11月19日（火）
大規模な抗議デモが続く香港。
連日報道が繰り広げられていますが、
香港の人達はどんな思いをもっているのか？
今日は、大阪大学教授の深尾葉子さんと、
関西在住の香港人留学生の方に
お越しいただきました。
まず、デモの印象を伺うと・・・
深尾さん「危機感を持った若い層がデモを
行っています。彼ら全員が自ら立ち上がり、
代表を決めず、起こしているデモです。
これは、世界の最先端だと思います。」
香港から関西の大学に通う女性に
現状を伺うと・・・
「毎日、現地の友達と連絡を取り合って、
安否確認は行っています。心配と同時に、
『日本にいる自分に出来ることは無いのか。』
という無力感を感じています。」
デモの参加者が求めているものは、
香港の未来が自由で民衆的になる事。
そんな、より良い未来のために若者達は、
立ち上がりました。
ただ、デモが激しくなるにつれ、
デモ隊の近くを通った人が警察からの攻撃を
受けたり、拘留されたケースもあり、
絶望的な状況だそうです。
最後に、日本の人に知ってほしい事を
お話いただきました。
「現地を訪れているジャーナリストの方、
ニュースを見た方、関心を持っている方が
いることに感謝します。
影像は激しいものばかりですが、
現地でデモを行っている人、警察。
どちらが暴力的なのか？、どちらが自由を
奪われようとしているのか？を
知ってほしいです。」
状況悪化が進む香港。
日本にいながら出来る事は
少ないかもしれません。
ですが、
世界の未来を変えるかもしれないこのデモ、
向き合っていくべきものだと思います。